postheadericon 豆の木の方ではありません

海府荘の看板犬ジャックである。
父は甲斐犬、母はラブラドール、優秀な猟犬を作るために生まれてきたんだそうな。
皆の期待をあつめて生まれて来た小犬たちであった、ただ、この犬だけには猟犬にとって一番大切なものを受け継いでおらず、不必要なものを持って生まれた。

闘争心と優しさであった。

行き場のなくなったジャック(当時名はあったのだろうか?)は、新しい飼い主が見つからない場合は、殺処分になっていたのだろうか?
それを考えると、不思議な縁である。

今では漁港を見下ろす一等地が彼の定位置である。
買出しから帰ってくると、吠えて出迎えてくれる。
それは暗くなってからの帰宅でも同じように吠えるので、車のエンジン音を覚えているのであろう。
なかなか人の心をくすぐる奴である。

名前をつける時に、子供たちといろいろ相談をした結果、当時(今でも)話題であった、パイレーツ・オブ・カリビアンの不死身の船長、ジャック・スパローにあやかって、ジャックにしようということに決した。

人懐こいジャックである、お客様受けもすこぶる良い。
“ワンちゃんのお名前は何て言うんですか?”
“ジャックです”
“ああ、ジャックと豆の木のね”
“・・・・・・・・”

注、ジャック・バウアーファンの皆様、申し訳ありません。