2012年1月 のアーカイブ

postheadericon 海府荘のいごねり

1月23日にもなっているのに第2号です。
我ながら情けないほどのスロー更新・・・。

さて、写真は佐渡のソウルフードとも言うべき“いごねり”です。
冠婚葬祭には欠かせないものの一つではないでしょうか。

イゴ(エゴとも言う海草)は口開けという決まりを守って採取しています。
ほぼ毎年、7月の中旬以降に口開けとなります。
海草の中では一番値が張るので、口開けの朝は皆ピリピリとしています。

え~、実はこの写真は正月の準備のために作っているところを収めた一枚です。
いごねりは、この伸ばしに来るまでが非常に手間がかかるのです。
先ずはイゴを採ることから始まるのですが、船の上から鉤の付いた竿で採るので、非常に大変な作業なのです。
採ってきた物から塵(イゴ以外の海草)を取り、乾燥させた後保存します。
練る前に水で戻し、もう一度塵を取ります。
同量の水を入れ火にかけるのですが、出来れば銅鍋を使った方が色が綺麗に仕上がります(無い場合は十円玉を綺麗に洗って入れるのも一つの方法です)。
さて、これが溶ければ出来上がりかと言えばとんでもない!
“練り”と言うくらいですから、練らなければいけません。
練れば練るほど腰のある滑らかな舌触りとなります。
ですから、口の中でザラザラしている物は、練が足らないか古いイゴを入れているかなのです。
海府荘のイゴ練りは、だいだい1時間半~2時間練るので、イゴ練りは食べたし、練るのはやりたくなし、悩ましいソウルフードです。

毎年この練の作業は私かばあちゃんの担当だったのですが、なんと今回は三男坊君が代わってくれたのでした。
寒い調理場で只ひたすらイゴを練っている姿に成長を感じ、また、頼もしく思いました。
写真では茶色に見えていますが、実物は薄エメラルドグリーンがかった綺麗な色をしていました。
その色こそ、いごねりを丁寧に練った証なのです。
ただ醤油をかけて食べる方も多いですが、多くの人は薬味に長葱の微塵切りを使っているようです。

各家庭によって、微妙に舌触りや味の濃淡などが違う佐渡のソウルフード、食べてみたいとおもいませんか?

postheadericon 佐渡 関岬より

あけましておめでとうございます。
今年初めてのブログとなります。
また一年思いついたことを綴っていこうと思っています、よろしくお願いいたします。

正月早々、色々な事があった海府荘ですが、方方でお屠蘇・お神酒の類をいただくという習慣だけは今年もしっかりと押さえ、押さえ過ぎて少々運動不足。
ならばと、ジャックを連れて関岬までいってきました。
寒さもそれほどでもなく、快適な散歩日和。
灯台へと向かういつものコースからはずれ、放牧場へと向かいました。
一面の野芝に覆われた関岬。
ここも観光資源として使ったら喜んでいただけるだろうに、などと思いながら歩いてみました。

暖かくなったらお弁当を持って来てみませんか?関岬。
芝の上に寝転がったら気持ちいいですよ。