佐渡金山

「史跡 佐渡金山」には、江戸から明治、そして平成の操業停止に至るまでの長い歴史を物語る数々の遺構が、豊かな自然の中に溶け込んで至るところに残されています。

京町通り

金銀山が盛んだった頃の繁華街で、相川金銀山と佐渡奉行所を結んだ湯治のメインストリート。レトロなカフェやレストランが立ち並び、若者に人気の歓呼うスポットになっています。

相川技能伝承展示館

相川地区の伝統工芸品作りを体験できる施設。鉄分を多く含んでいる無名異という土を粘土に混ぜて焼いた「無名異焼（むみょういやき）」、古い布をとりあわせて織る素朴で味のある織物「裂織り（さきおり）」など、地元の方の丁寧な指導で貴重な体験ができます。

宿根木

佐渡金山が栄えた17世紀を経て、北前船の寄港地として発展した小木海岸の入り江の集落。 迷路のような路地に今も100棟を超える板壁の民家が密集しています。

北沢浮遊選鉱場

日本で最初に金銀鉱石の浮遊選鉱法を採用し、昭和11年に工場建設に着手、その後大増生産計画に伴って設計を変更し完成した選鉱場。鉱石処理鉱量は、１ヶ月5万トンにも及び、設備規模は「東洋一」と称されました。

トキの森公園

トキの森公園は、佐渡島の中央部に広がる国中平野の東側、新穂地区にあり、公園には 「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」があります。

長手岬

「佐渡弥彦米山国定公園」に指定されている七浦海岸の岬。 奇岩が点在する岬は、磯遊びや釣りはもちろん、大海原に沈む夕日も美しいと大人気です。

二ツ亀

二匹の亀がうずくまっているように見える島。潮の満ち引きで景色が変わる。海水の透明度は佐渡随一を誇り、二ツ亀海水浴場は「日本の快水浴場100選」にも選ばれています。

大野亀

佐渡の秘境とも称される、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』二つ星として掲載された一枚岩。華やかな黄色の花びらが特徴のトビシマカンゾウの群生地として、多くの観光客が訪れます。

大佐渡石名天然杉

標高約900mの遊歩道のコースを通って、風雪をも耐えた枝曲がりの激しい「象牙杉」や4本の幹がたくましく伸びる「四天王杉」など、様々な形をした天然杉を見ることが出来ます。

ドンデン山

新・日本百名山にも選ばれた佐渡を代表する観光スポット。トレッキングやキャンプが楽しめる、と夏は観光客でにぎわいます。放牧牛ののんびりした姿や佐渡を一望する彩景は必見です。

弁慶のはさみ岩

巨岩と巨岩の間に、くさび型の岩がすっぽりと挟まっています。佐渡弁慶が投げ飛ばした岩が下相川の浜まで飛んできたと伝えられています。

夫婦岩

「古事記」の国生み神話に由来するとされる大きな二つの岩。国生み神話の伝説として佐渡に伝わる「猫岩」「帆かけ岩」など周辺には岩礁が散在し、自然の造形美を楽しむことができます。

矢島・経島

穏やかな入り江に浮かぶ二つの島。矢島は良質の矢竹の産地で、『平家物語』で源頼政がヌエ退治に使った矢も矢島産と言われています。二つの島を赤い太鼓橋がつなぐ美しい景色の中で、たらい舟の乗船体験ができます。

加茂湖

周囲約17キロメートルにおよぶ加茂湖は、新潟県最大の湖。湖岸は遊歩道やサイクリングロードが整備され、古くから歌にも詠まれた風情ある景色を楽しめます。

赤亀岩

「昔、水津の漁師が大時化に遭った際、大きな亀が現れ、船はその背に乗って港に戻った。亀は岩となり、村人たちは"赤亀"と名付けた」。そんな言い伝えが残る奇岩で、赤亀明神を祭る祠があります。

竜王洞

変化に富んだ琴浦の洞窟群のなかでも、竜王洞は"佐渡版青の洞窟"と呼ばれる佐渡最大の溶岩洞窟。シーカヤックで奥へ進み幻想的な光景を楽しむ、体験ツアーも実施されています。